しばらく前に、銀行のATMに仕掛けられていたビデオカメラが話題になった。
操作盤の真上やよく考えた角度から小さなカメラが仕掛けられていて、
カードを挿入して暗証番号を打ち込むと、その手の動きや打ったキーをカメラが読み取り、
どこかに無線で送信していたという事件である。
もちろん犯罪行為で、犯人は今も捜査中だろうが、
これは過去の出来事ではない。実際に被害に遭わないと、
この種のクレジットカード現金化や暗証番号がらみの犯行は、
意味がよくわからないことがある。筆者自身、
仕事のデータが詰まったパソコンのパスワードを打ち込む際、
すぐ真横に立ってじっと指先を凝視していた不審な人物を記憶している。
最初はさりげなく、しかし2回目は、かなり目が血走って見えた。
IC化が進んで偽造されにくくなった反面、
今度はクレジットカード現金化利用者の操作に隙がないかと問われることになっている。
ATMやクレジットカード 現金化加盟店の店頭で入力する場合は、
できるだけ素早く、端末機を持ち上げて自分の方に傾けたり、
ATMのような動かせない機械では自分の体を張って指先を隠したいものである。
頭と上体を入力番の上に乗り出したり、バッグや上着、
肘などで横からの視線をカットするということである。
